フィンランドの鳥人

マッチ・ニッカネンが酒によって暴行し、殺人未遂で逮捕されたらしい。しかも、過去に同様の騒ぎを何度か起こしているとか。で、年齢を見て驚いた、まだ41才。20代前半で五輪連覇、カルガリー3冠を達成したわけだ。年齢的にはオリンピックは長野大会は無理でもリレハンメル大会までなら十分現役でやれていたはずだ。本人もそのつもりだっただろう。

それがかなわなかったのはやはり、カルガリー大会の翌年に起きたV字革命か。本人もV字に取り組んだが、モノにできなかったと聞いている。その挫折が、その後の彼の人生を大きく変えてしまったのであれば、哀れにも思える。