portsで新しいGCCを使う

FreeBSD 4.x では標準の gcc が version 2.95 なので、何か適当なパッケージを ports からインストールしようとすると、gcc295 が使われてしまう。 gcc33 や gcc34 をインストールしても同じ。

boost のようにコンパイラのバージョンに大きく依存するものをインストールするときには、USE_GCC オプションを使って、使用する GCC のバージョンを明示的に指定する。

# gcc33 を使う
make USE_GCC=3.3

これで、gcc33 に依存するようになり、configure 時に依存関係もチェックし、該当バージョンの GCC がインストールされていなかったら、ports からインストールを始める。インストールされていれば、そのまま gcc33 を使って build される。