ジャンプのスキー板

昨日、今日のW杯ジャンプ札幌大会の映像を見ていて、「スキー板が短くなったんじゃない?」という指摘があった。で、ちょいと調べてみたところ、今シーズンから確かに板の長さに関する規定が変わっていて、これまでは、身長の146%までの長さの板を使う規定だったのが、さらにBMI指数をとりいれてBMI=20に満たないと最大7cm短くなるようになった。

長野五輪の翌シーズンから、身長+80cmから身長*146%に変わって、背の高い選手はより長い、低い選手はより短い板を使うようになり、特にヨーロッパで146%ルールの煽りを受けた選手は次第に過度の減量に走るようになった。それが、選手の健康問題に直結すると言うことで、今回のルール改正に至った模様。

146%ルール後も板の重量やビンディングの位置、ウェアの空力特性に関する改正は行われてきたが、今回のようにインパクトのある改正は146%ルール以来。

で、今日の競技はあいにくの天気模様で競技場まで足を運んだ人は大変だったでしょう。ヨケルソイは大倉山強すぎ。テレビでは、あいかわらず八木さんの名解説が光っていた。ゲストは蛇足。