インターネットを使った選挙活動

情報処理学会誌に寄稿された鳩山議員のコラムに関して。

先日、インターネットを使った一部の選挙活動が解禁になったというニュースを見た気がする(詳細は覚えていない)。

おいら個人的にインターネット、というか双方向かつ不特定多数が参加できる情報メディアを使った選挙活動の問題点は、本来インターネットが持つメリットであるはずの、物理的なドメインの制限、制約を受けないことにあると思っている。つまり、選挙というのは選挙区があって、候補者はその中で有権者対立候補と議論、論戦を行う。また、選挙それ自体も国や自治体などの特定のドメインの中で行われるもの。ところが、インターネットではこのドメインを簡単に越えてしまう。特に、国政選挙において国家というドメインを越えた選挙活動が行われるのは非常に危険じゃないかと思う。そのあたりもっと議論があってもいいんじゃないかなぁ。

こういう考え方は古い?選挙の独立性や公平性を保つための議論だから、古いとか新しいとかそういう問題ではないけどね。