PTT#321

今日はPTT。仕事終業後、高田馬場で大学院の同僚と合流して早稲田大学理工。

題目は「センサリッチデバイスにおけるミドルウェア開発」。昨年の未踏ユースにも採択されている。携帯機器や衣類に環境系(気圧、気温、湿度など)、生体系(皮膚、心拍など)、運動系(加速度、グリップなど)のセンサを取り付け、そのセンサ情報を解析して、その人の状況を認識し、それに見合った情報サービスを提供するためのソフトウェアインフラとなるデバイス非依存なミドルウェアの開発のお話。アプリケーションとして、マルチメディアプレイヤーの再生制御(矛中は音量アップ、端末を眺めている時に再生など)を提案して、ミドルウェアの上で動く実際のアプリケーションも構築しており、実機でのデモもやってくれた。センサ情報の解析に時間がかかり、数秒〜10秒程度のタイムラグがあるので、解析手法やセンサ情報の選択切り捨てが課題のようだが、かなり完成度が高いのは事実。

これ、一月のプロシンのときにポスターセッションでやっていたらしい。覚えていない。幹事長の先生も覚えていなかったのだから仕方が無いということで。

いつも早稲田でやる時は人が少ない。今回は話者3人含めて12人だけ。懇親会は8人でかなり密な感じに盛り上がった。話者の研究室では30人も学生がいるらしい。賑やかそうでいいね。毎度お馴染みの参加者の、これまで知らなかった意外な年齢関係が判明して、かなり驚いているところ。