七夕@新暦7月7日

七夕です。天候は例によって曇り。昼間は晴れ間も広がってたのに。

こんな天気だと「織女と牽牛は今年は(今年も)会えなくて可哀想」などと嘆く人も多いけど、何を言うか。七夕の物語の舞台は天界、文字通り雲の上の話なわけで、地上の天気で語る事なかれ。七夕が雨あるいは曇りのアタリ日なのは、地上から丸見えでは二人が恥ずかしがるだろうからという、天帝さんのささやかな配慮なのさ。 ・・・と、解釈してみるのも趣があっていいんじゃない?

長野は月遅れで七夕は8月なんだけどね。

月遅れというと、七夕の日取りには新暦7月7日(今日)、旧暦7月7日(新暦だと今年は7月31日)、新暦8月7日(旧暦7月7日のいいかげんな近似=月遅れ)の説というか解釈がある。明確なきまりなどはなく*1、それぞれの地域の習慣に基づいて選択していることが多い。

ただ、七夕はお盆のプレ行事なので、現在の習慣上は新暦8月7日に行われるのが正しい選択かもしれない。(お盆も本来は旧暦7月15日)

*1:つっても、グレゴリオ暦新暦)が暦の標準であるという規則はあるので、単に「七夕は7月7日です」と言ったら今日になる