降り続けた雨の力

先日からの雨で、諏訪から伊那にかけての方面はすごいことになっている。山は崩れ、川は暴れ、道路や鉄道は寸断され、人々は逃げまとう。連続降水量は一昨年秋の豪雨災害時を上回っているとのこと。

長野市内は昼前くらいには雨が上がり、雲もとぎれとぎれになり久しぶりに青空を見た。しかし、犀川千曲川をはじめとした河川はいまにも溢れそうな水量。

気象衛星の写真や気象レーダーの観測図をみると、梅雨前線による雨雲は本州の南、太平洋まで南下している。これでは夏は来ない。盛夏を迎えるにあたって、これがふたたび北上しなければならないのだが、そのさいにまた大雨、長雨が降る可能性高し。天気予報でも明日夕方から週末にかけて雨だと言う。さらなる災害には備えつつも、これ以上は何事も無く過ぎ去って欲しいのだ。