下から見る東京タワー

東京タワーの足は、上から下に向かって狭まっていますが、それを下から見上げると、まっすぐ伸びているように見えるのです。

このとき、下のほうの狭まりが緩く見えたり、上のほうが狭まって見えればなんとも思わないのだが、この「下から見たら平行」な具合がなんともたまらない。これが計算された演出ならば、すごいことだと思うのだ。

ちなみに、こう見えるためには、柱のラインが地上で収束ような方向を向いていないといけないはずです。東京タワーは点で支えられているのか!!

そういえば、四本の足下の間には四角対角状に梁が張ってあると聞いたことがあります。

昭和33年。日本にはまだコンピュータが無い時代に、紙と鉛筆と算盤と計算尺でこれだけの構造物を設計した内藤多仲先生、素晴らしすぎ。

ところで、下から見上げた東京タワーは、なんとなくウルトラセブンっぽい