先祖供養

松本の広沢寺にて、大阪夏の陣で松本藩主小笠原家の家臣として出兵し壮絶な戦死を遂げたご先祖様の供養法要。昨年亡くなった祖父の遺品の中から、位牌がおいてある寺への通行手形(のようなもの)が見つかり、祖父の生前の意思もあって、親族数名で参拝。

400年も前の先祖のことを知る機会などなかなかなく、寺の住職さんからは、主を戦で失った松本藩主小笠原家のその後の生い立ちとともに、印象的な話を聞かせてもらった。

しかしまあ住職さんはなんともざっくばらんな坊さんで、戦死した小笠原家とその家臣を供養するためにできた寺で、その当事者の位牌を、いくら末裔という裏がとれたとはいえ手に持たせてもらえるというのは、なかなかないのではなかろうか。

おいらの今後の人生の中でも重要な一日になったものと思われる。