CEATEC
10時から13時のわずか三時間ではあの広い会場の端から端までいくのが精一杯。それぞれをじっくり見ている時間はなかった。
展示が盛んだったのはハイビジョン、DVD、RFIDかな。
Victorが、8k*4kのSuper Highvisionのデモを行っていたが、ほとんど制止画。動画も動きの少ないものばかりで、まだ動きの激しい映像には難があるのか。日本の住宅事情から言って、家庭用テレビは70inc前後が限界かと思える。そこに高解像度のパネルを載せるのは大変そう。
次世代DVDは、すでに製品を発売しているブルーレイのほうが有利かしら。各企業が必死に宣伝活動をしていた。
松下が自社製品の家庭用DVD機の蓋を開けて展示していた。けっこうスカスカなのね。基盤はどんどん小さくなっているのに、筐体はそのままだから。あのスペースにオプションで別のモジュールを追加できるようにするか、筐体そのものをもっと小さくすればいいのにと思う。
Edyカードでスタンプラリーもやっていたが、あいにくおいらはEdyカードは持っていません。
できあがりの製品を見るより、試作品や機能モジュールの展示のほうが、じつは面白い。高出力LEDとか空間に3D映像を結像させたりとか、砂のようなRFIDチップとか。テレビリモコンのプログラミングを体験するなんてのもあった。
こういう展示会につきものなのが、キャンペーンガール。大きなカメラを持った人たちが、製品には目もくれずに写真を撮っていた。こういうのを「花より団子」という。
中韓台の企業もブースを設置していた。特に中国企業が多かったが、予算がないのかブースも小さかったし、製品アピールもほとんどしていなかった。見たければ勝手にどうぞという感じ。製品品質もその程度。
例によって、お土産をいっぱいもらってきた。DVD-RAMメディアももらったが、あいにくドライブ持ってないの。
客に対して「超すごい」とか「〜じゃん」とか言うお姉ちゃん。出直してきな。