高専プロコン二日目

昨日に引き続きWeb中継視聴と実況チャット。

中継は競技を中心に見ていた。デモの方はカメラワークや録音状態がよくないし、内容が取材者(学生っぽい)の主観に偏っていた。せめて審査員と一緒に回って欲しかったな。競技の方は相変わらず動きの無いものだったが、プロのアナウンサーによる実況とちゃんとした解説があって、動きの無いなりに楽しめたね。

とりあえず成績、http://www.procon.gr.jp/honsen16/

課題部門は昨日のプレゼンの印象がほぼそのまま成績になっている。コンセプト設定って重要だね。それに、いいものができているところはいいプレゼンができていたと言えるし、デモを審査してもプレゼンの印象をひっくり返せるほどのものはなかったということになるかもしれない。

自由部門のプレゼンはほとんど見ていなかったので、どれがどんな作品なのかよくわからない。会場で配る冊子と同等なものをWebで公開して欲しかった。

どちらの部門にもいえることだけど、「なんだこれはー!?」と思わせる奇抜なものや、何か実装に極端なまでのこだわりを持ったようなものが不足している感がある。昔に比べて、高性能なツールが簡単に手に入れたり使えるようになって、それらを使うとどうも「どこかで見たことがあるようなもの」になってしまう。時には物を与えない指導も必要になるんじゃないかと思わせられる。

競技部門のほうはモンゴル科学技術大学とハノイ工科大学の外国2勢に差を付けられた。解法がほぼ研究し尽くされたような競技課題なので、英語力や文献調査力の差に思えてくる。外国勢は特別枠のオープン参加なので、公式順位での優勝は久留米高専ということになるが、日本人横綱がいない大相撲のような寂しさがある。このあたりはチームや学校ごとではなく、高専全体の課題として改善、強化に取り組んで欲しいなぁ。

がんばれ高専生!

やっぱり、現役生に刺激を与えたり、OB自身が高専やOB同士とのつながりを維持発展させるために、OB分門あるいはOB枠が欲しい!!

来年は茨城県ひたちなか市茨城高専主管)、これならたぶん見に行ける。筑波大の学祭と重なるはずなので、併せてそれも訪ねてみよう。再来年は岡山らしい。

実況チャット

昨日に引き続きIRCにて開催。最大同時人数7人、延べ9人の参加がありました。参加された皆様、どうもありがとうございました。

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