情報量の単位

2を底とする情報量の単位はビット(bit)であると、大学の情報理論の講義で教わったが実は1996年に改訂され、情報理論の祖クロード・シャノンの名をとって、シャノン(shannon)となっていたようだ*1。つまり、生起する確率が等しく1/2である二つの事象について、次にどちらが生起するかが分かったときに受け取る情報量は1シャノンということになる。

おいらが情報理論の講義を受けたのは2002年なので、かの大学では6年も誤った単位で情報理論の講義を行っていたことになる。教科書を開き直してみたら、注脚に「Shannonを用いる事が提言されているが、あまり普及していない」と書いてあった。ちなみに、昭和61年に修正されてからは改版、修正されていない。あれれー・・・?

*1:JIS X 0016:1997 (ISO/IEC 2382-16:1996)