水惑星年代記

タイトルに惚れての表紙買い。

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

大石まさるさんによる、近未来が舞台の短編連作集。静止軌道エレベーターがあったりするが、地上はいたって20世紀のままのレトロな描写が、ありがちなSF作品とは違う世界観を醸し出している。

よくみてみると、作品中はトーンの類を一切使っていない。全てペンで描いている画力がすごい。ゆえに、登場人物ひとりひとり、ひとコマひとコマの表情が豊かで爽やか。