SOLAR-B の活躍

これはすごい。

こういう成果もあって、巷で見る太陽の図説レベルのものでも、図が年々ダイナミックかつ精彩になっていて、おいらが子供の頃に図鑑などで見たものとは比べ物になりません。そして、こうやって捉えた太陽の姿もすごいですが、これだけの姿を捉える事のできる観測技術と、機体を太陽のすぐ近くまで計画的に送り込んだこともすごい。

ところで、毎日新聞の記事の最後の段落。こういう冒険的、探求的な研究成果でも、いちいち「〜に役立つ」みたいな説明をしなきゃいけないのが、なんとも悲しい。先生方も大変だ。それこそ、小柴先生がノーベル賞を受賞した時みたいに「役には立ちません」と言っちゃってくれるとスカッとするんだけどね。

一方、この「ひので」のプロジェクトマネージャの小杉健郎さんが昨日、脳梗塞で亡くなっていたようです。今回の観測はいい供養になったのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。