夏のプログラミングシンポジウム一日目

午前中の通常勤務後、お昼に戸倉上山田温泉に移動して、夏のプログラミングシンポジウム。一昨年と同じ会場なので、勝手知ったる...と思いきや、前回とは別の入り口に通されたので、さっぱり分からなかった。でもセッション部屋は同じ部屋、うーんと思いきや反対の通路に出てみると、見覚えのある廊下。そういうことか。

会場へ着くやいなや、B端子のUSBケーブルを持っていないか訊かれた。どうやら幹事が用意したプリンタにケーブルが同梱されていなかったらしい。おいおい、そんな大事なもの忘れるなよ...もう少し早く言ってくれれば途中で買ってきたのに。さすがに会場でいきない「持っている?」と言われて「はいどうぞ」と言えるほど、荷物の種類は豊富ではないのです。

一日目のセッションは妙に重鎮が揃っている。その中でも興味深いのは萩谷先生の「Excelでプログラミング」。もちろんVisual Basicを使うという意味でない。表を使えば二重ループが簡単に扱えるし、ブックにすれば三次元空間になる。条件でセルの書式を変えると可視化もできちゃうぞ、という話。もともとの背景には東大の教養課程での情報の講義があるとかで、情報科学系を専門としない学生にいかにプログラミングを学ばせるかという命題の基、たどりついた一つの手段らしい。いろいろと便利なExcelでもやっぱり不便なところはあるようだけど、開発元のマイクロソフト自身もExcelそれ自体がプログラミングプラットフォームになりうることに気づいているので、萩谷先生クラスの人がプッシュすれば、マイクロソフトも改善に動き出したりするんじゃなかろうか。

夜は夕食後、応援演説セッションその1。当初の予想どおり、難解もしくはレアな言語での実装か、制約下での超絶技巧のどちらかというのが大半。でも面白い。セッション終了時に若手の会の宣伝をした。

夜の温泉街へ繰り出しも。射的場があり、トライ。こういうのはまともに弾が飛ばないというイメージがあったけど、けっこうちゃんと飛んで、7発中6発命中で4つ的を落として、松の盆栽セット(あまりうれしくない)をげっと。