夏のプログラミングシンポジウム二日目

朝六時に起きて朝風呂。夜はセッションとその後が盛り上がって風呂に入らずに寝た人が多く、朝風呂も結構盛況。Lingrを使ってチャット部屋が設けられた。

セッションは、プログラミング技法、プログラミング環境、コンテスト、BASIC+機械語

近山先生曰く「手続き的に書いたプログラムも(最適化によって)結局はそのとおりに動かず、あくまでそう動いたらこういう結果になる、という意味で宣言的だ」。なるほどー、確かにそうだわ。ソースプログラムとコンパイル結果の間のうまく説明できない微妙な差異を一気に解消してくれような見解。

コンテストに関しての発表は若い世代の独壇場、高校生もいる。考え方が若いというか、そんなことしたらコンテストの意味ないやんけと思えるものも。ICPCのやりかたに関しての評価はいろいろだけど、あの界隈の「プロコン=ICPC」という図式はなんとかしたいな。世の中いろんなプログラミングコンテストがあるのよ。

BASIC関連は20〜30年前のレトロなネタが満載。いまのパソコンは起動が遅く、裸のマシンが見えず、プログラミング環境が標準でないので、悪なのだ。

応援演説セッションその2はさらに面白いことに。Rubyist車輪の再発明をしないらしく、笹田さん含め3人のRubyist全員が同じライブラリを使っていた。が、それだけでは面白くないと言ってVMに手を加えるのは笹田さんにしかできないこと。西尾君「Pythonは改行あってのことなので、ワンライナーは悪」といって結局できるコードはワンライナーに有効な改行を入れたもの。竹内先生のトークは面白い、というかあれほど忙しい方が、なぜあのようなトークがでいるのか不思議でならない。尊敬する。

おいらもC++テンプレートネタでトーク。以前書いたC++テンプレートで純Lispを書いたやつの派生系。「プログラミング言語で成功した人は髭を生やしている」のジンクスはStroustrapにも生きていることを確認。