プロシン二日目

招待講演、国立天文台の小久保英一郎さん。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001431

シミュレーション天文学FreeBSD + twm のクラシックな環境で研究している。

4D2U:四次元デジタル宇宙プロジェクト

惑星の定義:
  1. 恒星のまわりを回っている
  2. 自分で光らない(質量が木星の14倍以下・・・水素を主成分としない惑星はどうなるの?)
  3. 存在領域の支配的重力源(冥王星が惑星でなくなった理由)
  4. 自己重力で平衡状態
  5. 原子惑星系円盤からの生成(小久保さんらが提案中)

太陽系の惑星の質量は太陽の1/1,000。ほぼ同一平面上でほぼ円軌道という特徴。惑星の軌道半径は等比級数的に広がっている。すすごきれいだなー。

原子惑星の成長は秩序的成長でなく、一人勝ちの暴走的成長。大質量の微惑星ほど早く成長する。

多体計算だけで解いているらしい。統計力学的な手法は用いていない。パーティクルの大きさは物理を壊さない程度に大きくして、衝突しやすくして時間進行を稼いでいる。



東工大に届くメールの9割がスパム。それをGmailなどに転送する人がいるので、Gmailに届くメールも9割がスパム。東工大Googleにスパマ認定を受ける笑えない話。

「受け取らなければいけない」というRFCはない。



CADでぐにょぐにょソリッドをいじると、リアルタイムでメッシュ切り、解析、ポスト表示までインタラクティブにできるCAD/CAE強連携の解析システム。GUIとガッツリくっつくので、ソルバの交換はむずかしいらしい。

設計者向け簡易CAEとしてなら十分使えそう。ただインタラクティブに扱えるモデルがあまり複雑なモノにできないと、材力をよく知っていたり、実験の経験が豊富な人にはいらないかも。



装置のコントローラ部分をPCで実装する場合と組み込みボードで売るのでは、後者のほうがよく売れるらしい。


なんか夏プロシンの幹事になる流れが発生している。