C++の人気

C++でプログラムを書く人間からすれば、なんでこんなに人気がないのかとちょくちょく疑問に思う。

よく気になるのが、書店とかで売っているC++入門書の多くが「C++オブジェクト指向言語=クラス設計」という固定観念で書かれていて、それだけに時間を費やしているように思える。確かにそれは真であるが、throw/catch、template(とSTL)などがあってこそのC++で、それらあってのクラス設計でもある。「C++でなければできないこと、C++だからこそできること」をもっと強調した書籍があってほしい。

ちなみに、Javaはあんまり好きではないです。オブジェクト指向に対して忠実すぎるのか、安全なプログラムを作るためか、VMの移植性のためなのか、プログラマに対して縛りが強すぎる。それが規格化されたプログラムの生産には貢献しているとは思うが、自由な発想は生まれにくい。