ポイント還元は不当廉売か

家電量販店などの「ポイント還元」を実質的な値引きにあたると判断し、場合によっては不当廉売にあたるというガイドライン公正取引委員会が策定中。6月15日までパブリックコメント募集中。

家電量販店に限らず、航空会社のマイレージなんかも同じことだね。おいらはポイント還元の本質は顧客の囲い込みだと思っているので、不当廉売になるのかどうかは判断しかねる。ただ、仮にポイント還元が値引きと同等と判断されるのなら、クレジットカードでの支払いだとポイント率が下がるのは明らかに不当ということになる。これは公正取引委員会の守備範囲外だけどね。

ちうか、カード会社のほうでもこの件について追及してもらえんかしら。カード会社と販売店の間で、「クレジットカード決済の手数料は商品の販売価格に転嫁、上乗せしてはいけない」あるいは「現金決済とカード決済を差別してはならない」という契約になっているはずなのだ。