夜は涼しい

長野というと県外の人には夏は避暑地のイメージが強いようですが、それは軽井沢や野辺山を筆頭とした標高1,000m以上の高原地域の話。普段、大勢の人が活動をする市街地は総じて盆地にあるため、日中はかなり気温が上がります。大きなスタンドに囲まれた甲子園球場のグラウンドみたいなもんです。

日中の最高気温ならば、ヒートアイランドによる灼熱化が飽和状態に達している東京とそう変わりない。ただ、内陸なので湿度はそれほど高く無く、直射日光に当ったり閉め切った部屋に居たりしなければ不快な暑さはそれほど感じません。何より、夕方になれば周囲の山から涼しい風が吹き下ろすので、日中の暑さが夜まで残る事はないのが盆地のいいところ。長野市の場合は市街地の外郭三方位に流れる大きな河川の効果もあるかな。

この夏の暑さもそろそろピークを過ぎて、特に夕方以降は徐々に清涼感を感じるようになってきた。日が短くなってきたというのもあるかな。夏バテも徐々に解消。